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【その1】
2009年から廃盤になりましたMP-30の試打クラブを分解してみようと思います。実際にシャフトの中には何か重量物が入っているのでしょうか?個人的には「何も入っていて欲しくない」と思っています。ミズノ製鍛造アイアンには、確かに昔から「重量調整していない!」とか「ミズノは品質が優れている」とか色々な意見がありますよね!そのようなことが「真実であって欲しい」と願いながら分解してみます。今回は、スチールシャフトのヘッドを抜く作業は、本来バーナーでネック部分を熱してヘッドを抜きますが今回は、中の内容物をバーナーの熱で溶かしたくないので“ヒートガン”で序々に熱して抜こうと思っています。 |
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【その2】
序々にヘッドが抜けてきました…。ココからは、シャフトを綺麗にしたりヘッド内のゴミを取ったりして次のシャフトを入れる準備をするところですが今回のケースは全く違う“検証”なのでありのままの画像をお見せしようと思います。もう十分にヘッドが抜けたと思うので次の画像へ… |
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【その3】
シャフトの中身を拝見…。「なんでしょう?接着剤にしては多いぞ!…。でも、何かの重量帯ではなさそうだ!接着剤なのかな?接着剤であればかなりの量を使っているみたいだ…。シャフト全体が真っ黒い状態だ!」この正体については後ほど…。 |
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【その4】
ヘッドの中身を拝見!「何も入っていないようです…。」やはりミズノは、ヘッド内重量調整していないようですね。一本では検証にならないのであるお客様のリシャフト時の中身を検証してみようと思います。 |
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この画像は、お客様のリシャフト時の先端部の画像です。ヘッドは、MP-32。シャフトはダイナミックゴールドR400のシャフトです。「何やら白い物体が見えますね!7本中3本は白い物体が見えます!残りの3本は、明らかに接着剤のみのように見えますが残り1本はとても綺麗なシャフトです。この白い物体は何でしょうか?明らかに接着剤ではありません!」この物体の正体を聞きにいつも好意にしているミズノテクニクスのカスタム課○○さん(以下M氏)に電話して見ました。(長屋)「もしもし、○○さんですか?シャフトを抜いた時に出てきたシャフト先端部の白い物体は何ですか?」(M氏)「それは、バランスですね!」(長屋)「えっやっぱりバランスが入っているんですか?」(M氏)「それは入っていますよ」(長屋)「…。ミズノのアイアンはバランスが入っていないと思っていました…。」(M氏)「ミズノのヘッドが仮に完璧でもその他の部品に問題があることが多いですね!だからミズノでは0.5g単位のバランスを用意しています。」(長屋)「ではその0.5gのバランスを送ってください…。」
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