ロフト角(度) |
ロフト角は、最近のミズノ製アイアンの標準にしているようです。立ち過ぎでもなく寝てもいないロフトですね。他社製アイアンは、#5で25〜26度を採用しているメーカーも多くなってきましたがMPアイアンは、これ以上立たせた設定はありません。個人的には軟鉄鍛造アイアンは、#5で27度が最高に立たせた状態だと思っています。あまり立たせたアイアンは、本来の”グリーンに止める”機能を無視した状態ではどうしようもないと思っていますしこのアイアンを手にする方は、アイアンの飛距離性能を武器にする方ではないと思っています。 |
ライ角(度) |
ライ角は、本来のミズノ製軟鉄アイアンからしてみれば”アップライト”にしている印象です。ライ角は時代と共にかなりアップライトになって来ました。20年ぐらい前は、#5で59度が当たり前でした。「アップライトにして球を捕まえて飛ばす」最近のスタイルにこのアイアンもしているようです。 |
FP(mm) |
フェースプログレッションはグースの度合いを示す数値です。上記アイアンの中では、一番ストレートフェースになっています。易しく打てるアイアンにグースネックのアイアンが多く存在しますがこのアイアンは「易しく打てて顔が良い」証拠です。 |
ソール幅(mm) |
ソース幅=球の上がり易さと判断して良いでしょう!MP-27アイアンとのソール幅の差は0.1ミリです。ハッキリ言って打ちやすいソール幅です。これ以上のソール幅は、芝の抵抗になってしまったり”抜け”に影響が出てしまいますのでちょうどよい幅です。 |
ソール角(度) |
ソール角2度は”打ち込んでも良し” ”払っても良し”の角度です |
ヘッド長さ(mm) |
過去のMPアイアンの中では一番長いヘッド長ですが長さを全然感じません。ヘッドの長さは、ヘッドの高さと関係が深くヘッドの高さが低いと長く感じます。MP-52はヘッドの高さも十分あり長さを感じない大きさです。ソール部「DUAL MUSCLE」で削ぎ落とした余分な肉厚をその他の部分に効率的に使えた結果ですね。 |
重心深度(mm) |
重心深度はフェース部のスィートスポットの大きなを表します。フェースよりもすなわち重心深度が深ければ深いほど芯が広いアイアンになります。その結果このMP-52は、MPアイアン史上最高に芯の広いアイアンになっています。今までMPアイアンを敬遠していたユーザーもこのMP-52アイアンであれば絶対に使えます! |
SS高さ(mm) |
SS=スィートスポットの高さを示しますがボールの半径が約21mmの為各社とも20mm〜21mmの範囲にSSは設定します。この数字はとても妥当な数字です。 |
重心距離(mm) |
重心距離の長いアイアンは、インパクト前後のヘッドが”ゆっくり返ろうと”します。MP-52は、ハードヒッター向けではないことを示しています。 |
トゥ・ヒール慣性モーメント(g・cm2) |
あまり大きい数値ではありませんね。軟鉄鍛造アイアンの平均的な数値です。 |
縦慣性モーメント(g・cm2) |
縦慣性モーメントは、シリーズ最大です。これは、ソール部「DUAL MUSCLE」の恩恵が大きいことでしょう。ちょっとしたトップ気味のボールでも飛距離の落ち込みが少ない証明です。(過去のMPアイアン比) |